近年災害級の大型台風が相次いでいますよね。台風の前には、窓ガラスをテープ等で補強しておく方法などもテレビやSNSで取り上げられました。しかしそこまで対応していないということもあるでしょう。また突然の地震などの災害も同様です。窓ガラスが割れてしまったという時に、できることをご説明しますので、慌てずに対処するようにしてください。
台風でガラスが割れた時にまず注意して欲しいこと
台風でガラスが割れてしまったときに、慌ててしまってすぐに片付けようとするのは、気持ちはわかりますが非常に危険です。まだ台風が続いているのであれば、さらに割れたガラスが飛んでくる可能性があるからです。まずはご自身や小さい子供、ペットなどがいれば、ガラスの飛んでこない部屋に避難するようにしましょう。ガラスが割れた際などは一度に粉々にならずに、単純にヒビが入るだけの場合もあります。けれどその時点でガラスの強度は脆くなっていますので、比較的弱いと思った風であっても割れて飛んできてしまうことがあります。ガラスの粉や破片が目に入ってしまったりすると病院に行かなければならなくなりますので、台風が完全にさるまで待つようにしてから片付け等の手はずに入るようにするのが一番です。
台風で割れたガラスの片付け方法とは?
台風がさって危険が少なくなった時に、ガラスを片付ける方法ですが、大変危険を伴うので手はずに沿って行います。まずヒビが入っているだけの場合ですが、実際には見えない破片が転がっているかもしれません。厚手の靴下にスリッパなどを履き足を守った上でガラスに近づき、ヒビがこれ以上拡がらないようにガムテープで補強をしておきます。そして割れた破片が散らばってしまっている場合は、厚手の手袋を身に着け、大きな破片を拾います。その後目に見える小さな破片をちりとりなどで片付けてしまいます。また床だけではなくて、家具にも破片が挟まったり粉がついていることがありますので、それらも取り除きます。目に見える破片がなくなったら、全体に掃除機をかけましょう。最後にガムテープで細かい粉などを取り除き、水拭きをします。
割れたガラスの修理は修理業者に依頼する
ガラスが割れたままだと生活がままならないため、すぐに修理業者にガラスを直してもらう必要があります。できれば割れた瞬間にまずは修理業者の日程等を確保しておくのが一番ですが、台風や地震などの災害では他にも予約がありすぐに対応ができないかもしれません。まずは連絡をして状況を伝えてなるべく早く来てもらうようにお願いしましょう。余裕があれば、すぐにかけつけてその日のうちに修理してもらえることもありますので、安心です。また自分たちでガラスを片付けることが不安である場合も、すぐに修理業者に連絡しましょう。片付け方法であげた厚手の靴下屋スリッパに手袋、ちりとりや掃除機などが用意できない場合も同様です。素手では絶対に触らないようにしてくださいね。
まとめ
台風でガラスが割れるなんて、ニュースで見るだけの出来事とは限りません。台風の前には備えるようにしている人も多いと思われますが、災害は予期していたもの以上の被害をもたらすこともあります。ガラスが割れてしまったら、まずは避難してから修理業者に依頼した上で、余裕がある場合のみ自分で片付けるようにするのを忘れないようにしましょう。